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３月１日（火）より３日間にわたり開催している学科のトップを決める公開プレゼンテーション会。

最終日は１年生のコトづくり学科・ビジュアルデザイン 学科のトップ「学校賞」が決定しました。

今年の1年生は2年生に勝るとも劣らない物量の作品としっかり練られたブランディングで、審査員の先生方を驚かせていました。またかなり接戦で、同率の1位が出るという結果となりました。

1年生　コトづくり学科・ビジュアルデザイン 学科　トップ「学校賞」は下記の通りです。

作品タイトル：　ギフトバッグ製作所　tetete

1年　グラフィック専攻　山本　阿子

コンセプト：

ラッピングは開けてもらった後に捨ててしまうものが多く、せっかくの温かな気持ちに妥協してしまうことばかりでした。
ラッピングにも新たな選択肢を与えたく、ギフトバッグをカスマイズできるサービスを考えました。
使用する布・糸は日本の機屋さんやニット工場からでた残布や残糸。国内の伝統的な繊維業は衰退しつつあるが、盛んな産地もまだまだあります。
残布や残糸を活用し、日本の織物について知ってもらい、つくりて、えらびて、もらいてを繋げます。
少量しかない生地を使い、カスタマイズすることで、世界にひとつのバッグが製作できます。
ものづくりに関わることができ、パッと一目で想いが伝わり、もらった方もラッピングを”捨てない”ことでサスティナブルなことができるという付加価値もあります。

大切な方から聞くことは文字で見る情報よりも身に沁みて感じられます。
ギフトを贈るあたたかな気持ちにのせて、色んな想いを繋げるギフトバッグを製作します。

 

 

 

作品タイトル：　3.11bouquet

1年　グラフィック専攻　森下　優人

コンセント：

防災食を「プレゼント」として贈る試食会イベント。私の誕生日である3月11日が、東日本大震災が発生した日になったことをきっかけに企画に取り組みました。3.11ブーケとは、防災食を「プレゼント」として贈る商品です。「3月11日は防災食を送り合う日」と設定。2月11日〜3月11日の間、防災食の試食イベントを行います。このイベントに合わせて3.11ブーケを販売します。この商品を購入し、大切な人へ「プレゼント」として贈ります。いつ、どこで災害が起こるかわかりません。だからこそ、普段の生活から災害への意識、準備を始めることが大切だと考えます。皆さん、あなたの大切な人へ防災食を贈りませんか？防災が「他人事」ではなく、「自分ごと」として考えてもらいたい。3.11bouquetにはそんな思いが込められています。まずは興味を持たせ、階段を踏んですこしずつ普段の生活から、災害に対する意識、準備を始めてもらうことを呼びかけます。災害が多い日本で、こうした意識や準備が植えつけられることで、近い未来、大きな災害が来ても、恐れず安心できるのではないでしょうか。

 

 

受賞おめでとうございます。

作品は、作品紹介特設サイトにも掲載しております。受賞した作品のタイトルをクリックしていただくと、詳細が閲覧できます。

またその他の学生の作品も掲載されていますので、ぜひ作品紹介特設サイトもご覧ください。

2021年度　進級・卒業制作作品紹介特設サイト

 

 

今回の選抜全作品を含む1年生の進級制作は下記の日程で、本校内でも作品展を開催します。

見逃してしまったという方はぜひ本校まで足をお運びください。

【2021年度　進級制作　作品展】

日時：2022年3月15日（火）～3月19日（土）の5日間
開催時間：11:00～19:00（最終日のみ11:00～17:00）
場　　所：創造社デザイン専門学校 特設会場