Graduate卒業生紹介

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グラフィック専攻

モチベーション高く、初心を忘れず。 限られた時間の中で、常に全力投球!

以前は橋梁メーカーで営業職を。もともとデザインに興味があったことと将来性を考えて、グラフィックデザイナーに転身しようと思ったのがSOZOSHAで学ぶキッカケでした。この会社に入った頃はとにかく無我夢中で、目の前のことをこなすだけで精一杯だったのを覚えています。                   制作物も家電製品やトラクタのチラシやパンフレットから何十ページもある学校案内まで多岐にわたり、さらに人材派遣会社のCIや酒造組合のオブジェまで担当した記憶が。5年経った今でも、僕にとってデザインは自己表現の1つであるし、好きだから絶対にいいものをつくりたいという気持ちは全く変わらないですね。  ただ、社内では中堅という立場もあり、与えられたことだけをやっていればいいという時期はとっくに過ぎている。突然のアクシデントにも対応できるようチーム内の工程管理にも目を見張らなければならないし、個人的にも複数のデザイン作業を平行して進めるなど時間のやりくりは本当に大変。でも、限られた時間の中でいかに自分の仕事を全うできるかがプロだといえます。この業界をめざす人は「初心」を忘れずに。  

どんな状況下でも、これこそが自分の原動力ですから。

グラフィック専攻

現状に満足せず、 どんどん成長していきたい。

短大卒業後、約3年間の銀行勤務を経てSOZOSHAへ。現在はエディトリアル(編集)ものを中心に、大学案内や商業施設などのパンフレットデザインを手がけています。大学案内などはボリュームも多く、半年間かけて140ページの分厚い冊子を仕上げることもあるんですよ。ところが、終わるといつも反省ばっかり。刷り上がりを見ながら「もっと時間をかければよかった」「撮影のロケ地にこだわればよかった」とか。絶対にいいものをつくりたいので、満足できるレベルまではまだまだです。
内気な性格ですが、取材の立ち会いなどで他のスタッフとしゃべっていると楽しいなぁと思います。現場ならではの高揚感というか、いいものをつくろうという熱気にあふれているから。私はディレクションも兼ねているので、責任感からテンションも上がります!
学生の2年間は短いです。ぼんやりと授業をうけるだけでは即戦力にはなれません。自分から学ぼうという姿勢を身につけてくださいね。
 

グラフィック専攻

「好き」は、どんな苦労も超えられる原動力。 私のデザインで世の中を元気にしていきたい。

大学在学中にWスクールで入学。卒業後、広告制作プロダクションを経て、28歳でデザイン事務所「デザイン・エイド」を立ち上げました。きっかけは、以前勤めていた会社のクライアントから、個人的に「仕事をしないか」とオファーがあったから。その頃の私は、夫の海外転勤が決まり、やむなく会社を退職したものの、転勤の話がなくなったため一時専業主婦に。しかしデザインに携わりたい気持ちが強く……。声を掛けてもらったのは、そんな時でした。うれしかったのは「あなたが信頼できる人だったから、私も安心して仕事を発注できた。居る場所は変わっても、やはりあなたにお願いしたい」と言われたこと。一所懸命やってきたことが報われてうれしかったのと同時に、人間関係の大切さを痛感した瞬間でした。最初は小さなデザインのみでしたが、頑張った甲斐あり、今では商品のブランディングからパッケージ、販促物のデザインまでトータルで任せていただいています。また、他社からの依頼も増えてきました。会社員ではなくなった今、ミスをすれば全部自分の責任、という危機感はつねにつきまといます。けれど責任をもって1つの仕事に向かうことで、 たとえば紙の種類や印刷など、今まで半端だった知識も確かなものとして身についたし、なにより「自分は経営者である」という自覚が生まれてきました。クライアントに喜ばれ、そして自分がこの仕事を好きだと思う気持ちが、どんな苦労や困難も乗り越えられる原動力。これからもデザインで不便を便利にし、物事を解決に向かわせ、世の中を明るく元気づけていきたいです。

グラフィック専攻

人との出会いが圧倒的に多い業界。 貪欲に吸収し、世界を広げてみて!

現在、先輩である安達さんを含めた3人で、ある大手ファッション量販店のビジュアル制作全般に携わっています。量販店はバーゲンやイベントなどの催事も多く、そのたびにトレンドや季節感を取り入れたデザインワークに追われ、大変忙しい毎日。しかしターゲットの感性にふさわしいテーマを考え、ダイレクトな訴求効果を生むデザイン物を制作していくことに、毎回大きな充足感を覚えますね。私はもともと住宅メーカーの広告制作部に勤務していて、仕事を覚えるうちに制作そのものに興味がわき、SOZOSHAの夜間部を経てこの業界へ。今でも、会社が終わってから教室に飛び込んで徹夜で課題をこなして…というハードな日々を覚えています。夢に向かって努力した過去があるからこそ、今どんなに仕事が辛い状況でも辞めたいと思ったことは一度もありません。世の中にはいろんな職種がありますが、私はやりがいのない仕事をルーティンにこなすのが嫌だった。この世界は人との出会いも圧倒的に多いし、手を伸ばせば仕事以外にもいろんなものが得られる。この業界をめざす人は何でも貪欲に吸収して世界を広げてほしい。何もしないと何も見つかりませんから。

グラフィック専攻

世の中をとりまく色んな業種に デザインを通じてふれられる喜び。

高校の美術の先生の勧めで、SOZOSHAへ。
友だちはみんな熱心で優秀で、私もがんばろう!と、とてもいい刺激を受けたのを今でも思い出します。自分でカメラを買って写真を始めたり、撮った写真を街の路上で売ってみたり(!)、いろんなコンペに積極的に参加したり。そういった「何でもやってみよう、吸収しよう」という気持ちをSOZOSHAで育めたことが、今の私の原動力になっているんですよ。
もちろんデザイナーはデザインをするのが仕事。でもこの仕事は、さまざまな制作物のデザインを通じて、今まで知らなかった知識を身につけられることも大きな魅力なんです。例えば、今手がけている吉本興業の情報誌では芸人さんについて、園芸肥料のパッケージデザインでは園芸全般についてすごく詳しくなれたし「この仕事をしていなかったら一生知らなかったかも!」と驚くことは、本当に多い。世の中のいろんな業種に触れられるのも、デザイナーならではの醍醐味なんだな、とつくづく実感します。
クライアントが何を求めているのかを理解して仕事に取り組むにはそれ相応の生みの苦しみもありますが、逆に、相手は見てくれだけのキレイなデザインを求めているのではありません。見栄えだけを追求するなら、素人にもできる――そう肝に銘じ、まずは相手を理解しよい作品づくりにつなげられるよう、仕事で「本質を捉える目」を養う毎日です。

グラフィック専攻

大学と創造社で学んだすべてが 広告の仕事に繋がった。

大学生の頃、就職活動をする中で、モノをつくる仕事をしたいと考えるようになりました。真剣な先生と学生が印象的だった創造社で学び、現在は広告制作会社へ。仕事では、授業で教わったIllustratorやPhotoshopのスキルがさっそく役立ちました。大学で広告の講義を受けた経験も含め、これまで学んできたことすべてが仕事に繋がりうれしかったです。まだまだ日々勉強ですが、自分が制作した印刷物を手にする喜びは格別です。
 

グラフィック専攻

パッケージ作りに誇りを。

卒業後はデザイン会社を数社経験した後、会社を設立しました。クライアントは食品・洋酒メーカー、家電、出版社、金融、商社、音楽関係等多岐に渡り、グラフィックデザイン中心に制作しています。自分のつくったパッケージ等を街で見かけると思わず購入してしまうほど、作品が世の中に流通して役立ったり、喜ばれたりするとやりがいを感じます。
 

グラフィック専攻

きっかけが大事です!

某百貨店の宣伝デザイン部に入社するが、デザインは向いていないと気づき退社。旅行先で書いた絵日記やはがきが周りにうけたので、文章とイラストで何かを表現したいと思い、今の女性誌のカットイラスト、書籍の挿絵に行き着きました。連載や著書も数冊あります。創造社で同じ志で学んだ仲間は、今も大切な友達であり、ライバルです。
 

プロダクト専攻

オンもオフも家具づくりの充実した毎日。                   長く愛されるいいものを作っていきたい。

高校卒業後、創造社へ進学。卒業後、大阪市内の家具工房で家具職人をしながら、個人的な活動拠点として、2008年1月に家具・デザインレーベル「ハイカラデザインラボ」を設立。サラリーマンとの2足のわらじに忙しい毎日です。家具職人としての仕事は、基本的にデザイン・設計はノータッチ。他の担当者が描いた図面通りに家具をつくっているので、もっと自由に、自分がやりたいデザインに打ち込みたいと思ったのが、個人活動をスタートしたきっかけでした。テーブルやカップトレイ、サインボード、CDスタンド……つくるものは、比較的小さな木工製品が中心。誰かが描いた図面ではなく、自分でデザインしたものをかたちにするので、やりたいことをやれているなという自負がありますね。どんなにハードな日々が続いても全然苦になりません。オーダーも知り合いからが中心で、納期にも余裕をもらえて大変助かっています。しかし、知り合いだからこそクオリティに手は抜けません。今は、いずれ本格的な独立を視野にいれた基礎固めの時期。だから「材料はなんでもいいからつくって」という仕事は請けず、相手が望み、自分も欲しいと思ったものだけつくろうと決めています。デザインは、クライアントの望むことを整理し、物事をよい方向へと導いていくための手段。相手の満足はもちろん重要ですが、そこに自分がやる意義を加えたいのです。ポリシーはただ1つ、長く使えるいいものをつくりたい。ものづくりの力が国全体で落ちてきていると感じる昨今、この活動で業界に一石を投じられればと思っています。

プロダクト専攻

修正を繰り返しながら完成品に近づけていく。ものづくりの醍醐味は試行錯誤の中にあり!

理美容サロンの椅子やユニットなどの設備機器を、いかに美しく使いやすいものにデザインするか、これが僕の仕事です。イメージを具現化する仕事といえば格好いいんですが、対象となる理美容の世界は“カリスマ美容師ブーム”からも想像できるように、デザインセンスのある人が多い。気にいってもらえる商品を1回の制作でお見せできるなんてことは、まずありません。仕様を決める前には必ず市場調査をし、各サロンを回って意見を聞き、試作品ができあがったら現場でオーナーに実際に使ってもらい、問題点を抽出し、修正を繰り返しながら完成品に近づけていく…そんな根気のいる作業の連続です。社内でも人間工学の専門家、機械設計者、電気設計者と僕、それぞれの立場から四つ巴でぶつかり合い、人間工学やコスト面などの観点から毎晩遅くまで議論を重ねます。でも、ものづくりには制約があって当然だし、その中でいかに仕上げるかが重要。 学校で身につけたプロダクトデザインの知識や技術に加え、現場での応用がきくようさらなる磨きをかける毎日です。
 

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