卒業生インタビュー
- ディスプレイ専攻
人に夢を与える空間づくりのために私自身も楽しんで仕事をしていきたい。
現在働いている会社は、SOZOSHAの企業実習でお世話になった会社で、今年で入社3年目。東京ビッグサイトやインテックス大阪などで行われる展示会やイベントのディスプレイデザインを行っています。案件はコンペが大半で、こなす量が半端なく多いけれど、毎日異なるテーマに接することで、新鮮な気持ちで取り組んでいます。
また、SOZOSHAの頃、先生に「手を動かして、考える癖をつける」大切さを教えて頂いたのは、今でも本当に役立っていますね。営業担当から「水野さんの手描きのラフは、お客さんに“わかりやすい”と評判」と言われたことも!こういう評価がもらえると「SOZOSHAで勉強してよかった!」と心から思います。
実は去年、どんなに頑張っても満足いくものができず、悩む日々が続きましたが、社長に相談すると「若いデザイナーの芽を摘むことは、僕はしない。水野さんのペースでやったらいい」と言われたんです。ハッと目が覚めました。そこから、いいものをつくらなければ、という妙な義務感も解けて、どうせなら面白いものを作ろう!と自然体で仕事に臨めるようになりました。すると不思議なもので、奇抜なプランもコンペに通るように――。
今は昨日より今日、今日より明日、と焦らず1歩ずつ成長していきたいですね。そのためには私自身がまず“仕事を楽しむ”姿勢を忘れずにいたい。
これからも夢のある空間づくりのために、頑張っていきたいと思います。